こだわりのウソ


よく言われるんだよね、「こだわりがあるんで修正が多くてすみません」みたいなことね。「細かいところが気になるので何度も変更して欲しい」とかもね。そういう人は案外多くってね。




でもこだわりが強いとかディテールが気になるとかと修正・変更の回数はまったく関係ないね。




オレから言わせたらそれは優柔不断と思えるわけよ。オレの知る限り本当にこだわってる人や細かい人は、オレに発注する前にもう相当アイディアを作り込んでるし考えがまとまってる。




つまり頭の中で細部までイメージを膨らませて、できあがってるからね。あとは正確にそれをオレに伝えてくるわけよ。そりゃ少々の隙間とか文字の並びとかはアプリの技術的仕様で変わるとこもあるし、正確に再現できないこともあるのでそこらへんだけを詰めることはあるけど。




だからこっちは仕事が早い。もしその考えてきてもらった案が変だったら提案はするけど、その際の変更案も自分でもう一度詰めてきてくれるから何度もやり直すことなんてないよ。




少なくとも色違いやレイアウト違いを試しに見たいです的なことはまぁないね。




そういう人はほんとにすげぇこだわりがあるんだろうなって思う。だから、こっちが作ってからのものを見ながらやっぱりこうがいい、ああがいいとか言うのはやっぱり決められない人なんだろうな。




ま、だいたい最終的に最初にこっちが提案したものになるんだけど(笑)。




タクシーに乗る前に行き先までの最適な道順を考えておいてから拾う人もいるし、乗ってからどの道にしよっかなーとかあちこち指示しながら遠回りする人もいるようにね。距離が伸びたり時間がかかればそれだけコストもかかるわけで。




なんでも制作には長い時間と手間がかかるんだけど、一番長くかけるのは誰かに発注する以前の自分の理想のイメージを膨らませるところじゃないでしょうか?こだわるならね。




※あくまで個人的な感想なので「そうじゃない!」と思う人はそれぞれ自分の価値観で生きていけばよいと思います。

ajito55(アジトゴーゴー株式会社)

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